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 Asset Management 資産運用  企業調査レポート 島津製作所 (東証1部 7701)

 

  島津製作所 (東証1部 7701)


Centerseas Asset Management

調査部:ジョージ・ストック

1999年7月5日


島津製作所 (東証1部 7701)

財務情報 − 決算短信



先週末に、少し気合をいれて企業ホームページ探索を行った。 探索の動機は、「トンネルの先にあるもの・・それは光」と題したレポートで取り上げたPOF(プラスチック光ファイバー)に関連する企業をもう少し知っておこうというというものだった。 なぜこの時期に知識を深厚しておく気になったかと言うと、日産自動車のセドリックとグロリアの新車発表に行きつく。 

ついにと言うか、両車のインパネにはカーナビ用の液晶画面が組み込まれている。もちろんカーナビは最新のDVDである。 この発表記事に気になるコメントがあった。 DVD搭載による放射電磁波の問題である。 今回のセドリック/グロリアにPOFが採用されたわけではないが、DVD装置などの電子機器の増加によりワイヤ・ハーネスの数が増加している。 このため,放射電磁雑音対策にかけるコストがかさんでしまうという。 こうした状況を改善するにはワイヤ・ハーネスではなくプラスチック光ファイバを使うことが必須であるという。 ITSや電気自動車の進展でPOF及び周辺部品の需要の伸びが期待できる。

さて、インターネット検索エンジンで「光ファイバー」と入力すると、三菱レイヨン島津製作所理経といった会社名に行きつく。 三菱レイヨンはずばりプラスチック光ファイバーのメーカーであり、島津製作所は光通信デバイスのメーカーであることが分かる。 更に、「光ファイバー」から行きついたこの会社が、計測機器を通じて情報通信、環境、食品、医療、航空と幅広く産業をカバーしていることが理解できる。 特に半導体製造、ハードディスク製造過程における各種検査機器の守備範囲の広さには正直言って驚きであった。

島津製作所のホームページでは、これらの製品について懇切丁寧に説明している。 さらに財務情報もPDFファイルで公開しており、その充実度は「すばらしい」の一言に尽きる。

今期の業績は、主力の計測機器が環境、食品、医療、電機向けに伸長することが予想され、操業度向上と間接経費削減から連結増益が期待できる。 

 

平成11年7月5日 Centerseas Asset Management 調査部: ジョージ・ストック

 

 

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