世界のコネクター年間需要規模は日本円で約3兆円程度に達していると推定される。 日本は世界需要の5分の1程度を占めているものとみられる。 世界的には米国や欧州が好調に推移しており、98年も日本やアジアの不振を補って、全体としてはプラスとなった模様である。 用途別にみてコネクターの最大の需要先はコンピューター及び周辺装置分野で、金額ベースで25%以上を占める。 これに続くのは最近の伸びが著しい通信用で、20%近いシェアに達している。
光コネクターは、光ファイバーケーブルの接続に使用され、フェルールと呼ばれる光ファイバーを保持、固定する円筒形の部品である。 今後、家電製品のデジタル化や電気自動車の進展に伴い様々な場面でニーズが高まるとみられる。 普及を促進するために低コスト化も進められており、フェルールの結晶化ガラスやプラスチック化に成功しており、光コネクター価格は大きく引き下げられる方向にある。
また、光コネクターの小型化ヘ向けた動きも急で、MT―RJ(高密度実装可能な次世代光ファイバーシステム)コネクターは現在実用化している最も小型の光コネクターであり、ネットワーク機器に多くの光ファイバー用コネクターを接続することが可能となってきている。 FDDI
(ファイバー・ディストリビューテッド・データ・インターフェース)、ATM(非同期転送モード)、ファイバーチャンネル、ギガビットイーサネット、家庭内ネットワーク、車載LANなど次世代のシステムに本格採用されてくる見込みである。
この光コネクターに関連した企業として、NEC(6701)、ホシデン(6804)、