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 Asset Management 資産運用  401(k)情報 米国における401(k)プランと我が国への導入について 企業サイドの要因 (2)

 

 (2) 従業員インセンティブの供与・安定株主増加手段としての利用

 ストックボーナス制度を401(k)プランの一部に利用することで、従業員インセンティブを充実させる効果もある。 401(k)プランでは同制度を利用して自社株オプションが提供されることが一般に行われており(図表3参照)、ストックオプションなどと同じように企業業績の向上(株式価値の上昇)に対する従業員の意欲を高める手段として利用される訳である。 また、企業にとっては安定株主を増やすというメリットも期待できる。

 

chart3.gif (3076 バイト)

 

 実際、401(k)プランのアセットミックスを見ると、自社株投資比率が高い(図表3参照)。特に、株式公開企業が多い大規模企業のプランに限ってみると、自社株比率はおよそ4割程度に達する。 おりしも、米国株式市場では空前の自社株買いブームが起きている。一部では自社株買い→金庫株→401(k)プラン(自社株オプション)という流れも指摘されており、良好なパフォーマンスを続ける株式市場の安定化に一定の効果を与えていても不思議ではない。

 なお、401(k)プランにおける企業の拠出は、従業員が選択した拠出水準に応じて、つまり給与水準に応じてマッチング拠出するため、実質的に一定の範囲で生産性の高い(=給与の高い)従業員を厚遇することもできる。 こうした点も従業員インセンティブを高め、生産性の向上に寄与させることに繋がっていると思われる。

 

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