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 Asset Management 資産運用  401(k)情報 米国における401(k)プランと我が国への導入について 企業サイドの要因 (3)

 

 (3) 資産運用リスクを従業員に転嫁

 確定給付型年金では、あらかじめ一定の算式に基づいて給付額が確定しており、その給付を賄うための拠出が数理的な手法を用いて算定される。 算定には予定運用利回り、予定脱退率などの仮定が用いられるが、結果的に現実が仮定とずれて不足が発生した場合には、企業は穴埋めの拠出を追加的に行う必要がある。

 これに対して、401(k)プランのような確定拠出型年金では、掛金が確定するだけで、実際の給付額は資産運用などの結果に依存する。 企業は、給与のうち従業員が自ら拠出すると選択した掛金額に応じて、一定比率(例えば60%)のマッチング掛金などを拠出するだけで、基本的に追加負担の義務はない。 つまり、資産運用リスクは従業員に添加することが可能である。 我が国でも最近、運用環境の悪化から予定利回り未達による利差損の発生および企業の追加負担が問題視されているが、確定拠出型年金では企業はこうしたリスクを回避することが可能となる。 企業の選好が高いのは当然のことと捉えられよう。

 

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