| ここ20年発達してきたカフェテリアプランにおいて、選択肢として401(k)プランが提供されることも注目できよう。 米国企業では、増大する医療費などの福利厚生関係の負担を抑制する手段として、カフェテリアプランが利用されるケースが珍しくない。 カフェテリアプランは多種類の提供オプションの中から従業員が一定の予算枠内で自分の必要なオプションを選択するのが基本的仕組みである(図表11参照)。 企業にとっては全体の福利厚生費をコントロールでき、近年高騰が著しい医療費の抑制手段として広く普及しつつある。

カフェテリアプランは税制適格の非課税給付オプションと課税給付オプションが組み合わされて提供される。 基本的に課税繰延べ給付のオプション提供は認められないが、401(k)プランだけは非課税給付オプションとして採用できる。 このため企業はカフェテリアプランを通じて、医療保険、年金(退職後給付)、その他各種給付を含む包括的な給付パッケージを提供する手段として利用が可能となる訳である。 従業員は主として医療保険の選択傾向が強いが、既に医療保険に加入している者や予算の残額部分は401(k)プランへの拠出となる場合が少なくない(現金での選択も当然可能:この場合所得として課税)。 限定的な範囲ではあるが、401(k)プラン発達に与えている影響は無視できなかろう。
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