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 Bond 債券投資   仕組み債 (デュアル・カレンシー債,リンク債など)

 

  デュアル・カレンシー債への投資

デュアル・カレンシー債とは、 異なる二種類の通貨が、元金の払込、利払い、償還のいずれかに使われる債券です。

日本の個人投資家向けに販売されている主流なデュアル・カレンシー債は、

  払込み - 円建て
  利払い - 円建て
  償還  - 外貨建て

のタイプが一般的です。 このタイプのデュアル・カレンシー債は、利払いの部分だけは為替リスクを負っていない、逆にいうと、元本部分はすべて為替リスクを負っているということになります。

また、為替リスク利払い部分にだけ限定したリバース・デュアル・カレンシー債は、

  払込み - 円建て
  利払い - 外貨建て
  償還  - 円建て

といったタイプの債券です。 為替の変動がなければ、利払い部分によく利用されている豪ドル、ニュージーランドドル、スターリングポンドなどの円よりの金利の高い通貨の利回りを享受できます。 また、満期まで保有すれば、発行体のデフォルト(債務の不履行)がない限り、元本割れはありません。

最近では、保有期間中の為替レートにより償還の通貨が変わる(為替オプション)デュアル・カレンシー債も販売されています。 このタイプの商品を購入するには、その商品の為替リスクを十分に理解し、投資家自身のポートフォリオのなかでのその商品の位置付けを十分に認識する必要があります。


  インデックス債、リンク債への投資

債券の中には、日経平均などの株式指標や、為替、オイルなどの商品相場の変動によって償還額や、利率などが変動する「インデックス債」や「リンク債」と呼ばれる債券があります。

このような債券は、たとえば、日経平均の先物で資産運用をしている投資家がそのリスクをヘッジするために日経平均連動債を購入したり、石油会社が仕入れる原油価格の上昇リスクをヘッジするために、オイルの価格が上昇したときには利払い額を減らすオイルリンク債を発行したり、といった形で利用されます。 

その一方で、純粋な投資の目的で購入する投資家もいます。


  仕組み債への投資

仕組み債とは、本来の債券がもつ信用リスク、為替リスク、価格変動リスク以外のリスクを組込んだ債券のことをいいます。

仕組み債の種類は多種多様ですが、例を挙げると、上記のリンク債、為替や株式のオプションがついた債券、発行される債券の裏づけが資産であるアセットバック債などがあります。


  流動性と価格変動リスクの問題

外債のなかには、その発行量や流通量が少ないため、市場価格での売却が困難であったり(流動性のリスク)、価格変動の幅が大きい(価格変動リスク)債券もあります。

外債を購入の際には、その債券の市場規模や、もしそれが外貨建てであればその通貨の為替市場の規模を十分に理解することが必要です。

 

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