TOPページへ

ホーム / 預貯金と口座取引 / 投資信託 / 株式投資 / 債券投資 / 保険 / ローンの借入れ / 金融用語 / 金融市場
企業の資金調達 / 貯蓄と投資の基礎知識 / 資産運用 / インターネット・バンキング / インターネット・トレーディング
就職・転職と人材募集 / デジタルマネーとカード / 先物・オプション市場 / 為替とデリバティブ / リンク集



第1回:何事もルールを知れば怖れるに足らず

2002/11/25
市川 雄一郎


日本人は投資教育が遅れている国だといわれています。これは「お金の話は卑しい」、「お金の話はするものではない」という日本の風習からなのではないかと思います。

ここにきて時代は大きく変化しようとしています。いや実際に変わってきています。自己責任と称して、これからの時代は自分の資産を自分で守らなくてはいけない時代に突入しているのです。現に年金も徐々に自分で運用方法を決める日本版401k(確定拠出型年金)を導入している企業も多くなってきています。

90年代突入を境に、金融機関の安全神話も土地神話も右肩上がりの経済成長もバブルとともに飛んでいってしまいました。ここから時代は変化しているにもかかわらず、人々は自分でどうしてよいのかがまるっきりわからず、その対応についていくことができませんでした。それもそのはず。一昔前は何をしても儲かっていました。株を売買しても土地を購入も全て面白いように値上がりをした時代です。いうなれば、誰でも手軽に資産形成ができた時代だったのです。しかし、これがまずかった。何のマネー教育を受けていない人が土地だ!株だ!と群がった結果、バブルが弾けた途端に大慌てです。

この現象は、車の免許を持っていない人がいきなり一般路上に出て、たまたま事故を起こさなかったことを自分は運転がうまいに違いない!と思い込み、山道を走ったり、高速道路を暴走したりして、大事故にあって大怪我をしたようなものです。事故を起こしてもどこへ電話をすればわからず、途方に暮れて破損した事故車の中で呆然としているだけ。

いつか誰かが助けてくれるだろう…などという依存心がバブル経済崩壊後の多くの人の姿です。これがバブル経済の後始末を長引かせてしまった原因のではないかと思っています。企業も個人もなす術を知らず、誰かに助けて欲しいと依存しすぎた理由は、ズバリ投資教育を受けていないというのが最も大きな理由といえるでしょう。

投資は決して怖いものではありません。一定のルールを守れば、対処方法を的確に見つけ、自己防衛することができるはずです。先にも車の例を書きましたが、車の免許を取得するには、ルールを知ることから入るわけです。そしてルールを知った次に経験を積み、それに慣れること、そして過信して暴走しないことが、セーフティードライビングの極意です。

投資も運転と同じだといえます。まずルールをしっかり理解し、実践練習を積むこと、そして無茶な欲を掻かずに暴走しなければ、決して投資や資産運用は怖いものでありません。じっくり投資を学ぶことで徐々に運用することに慣れれば、時代がどう変わろうともその変化に対応するだけの力が伴うのではないかと思います。

HISTORY



ホーム | コンタクト | 広告掲載について | 免責事項 | 協会について


Copyright © 2002, CMD Co.,Ltd. All rights reserved.