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第1回:国際資産運用の勧め

2002/09/02
渡邉 恭一郎


第二の人生として退職後の生活をお考えになった時、毎年の海外旅行、欧米並みハイスタンダードな生活。子供、孫達へ緊急時の援助...人それぞれですが、誰にでも叶えたい夢はあります。

こうした夢の実現は決して不可能なことではないのです。対策の開始が早ければ早い程、その実現の可能性も現実味を帯びてきます。ですから多くの方がまだ先のことであると真剣にお考えにならなかったり、あるいは2・3年遅れたくらいでは大した違いはないと先延ばししてしまうのはとっても残念です。と言うのは、年金を始めとする資産作りには時間を味方にすることが、大事だからです。

貴方が今25歳で、仮に60歳で退職、1億円を用意したいとします。月々凡そ3万円の積立てでこの額が達成できるのです。年率10%(世界の主要株式市場では過去60年の平均伸び率は11.2%)とし、60歳でこの金額に到達できるのです。

ここで仮に貴方が45歳で、60歳で1億円という同じゴールを目標にしたとしましょう。すると月々30万円ものお金を積立てねばなりません。さらに5年遅らせ50歳からでしたら、年間600万円もの金額を積まねばなりません。
開始年齢が早ければ早い程、少ない額で済むのです。

国民年金は多くの年金生活者の役に立っております。しかし、少子化が進み、年金自体の先細りを考慮すると、若い世代では当てにできません。企業年金は健全かもしれませんが、終身雇用は昨今稀になってまいりましたし、企業年金が個々人の求める額に見合うものかはわかりません。実際、若い世代より今まで通り年金を受け取ることができないと思っています。

これからは、自己責任の時代などとよく言われます。と言っても横並びの日本の金融機関ではあまり選択肢があるとも言えません。ましてや上記の“10%”をご覧になり、どこにそんな商品があるのか、あるものなら教えてもらいたい、あるいは怪しい業者に違いないという声が関の山でしょう。そこで、目を国外に向け、欧米流資産運用の方法を選択肢の一つとしてお考えになってはいかがでしょうか?

欧米には実績のある長期投資の商品が数多く存在します。TVなどで欧米の小学校で株の取引の模擬売買をしている様子をご覧になったことがある方もいると思いますが、欧米では実際株等の金融商品がかなり身近なものになって来ております。
私の知人で主婦としてアメリカにいらした方が、近所の主婦同士の会話でどんな株を持っているか話題になったことがあると言っていた人が実際います。
日本では資産運用、投資といったものが、投機あるいは博打的な意味で使われているような気がするのが残念です。歴史があるとはいえ、欧米でも一般のレベルまで広まったのは、それ程昔のことではありません。
こうしたトレンドは必ず日本にも上陸します。だからといって飛びつくのは火傷の元ですし、警戒のし過ぎも問題です。
今のうちから選択肢の一つとして、年金等資産運用に国外の商品を研究されてはいかがでしょうか?

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