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第3回:あなたの健康保険が変ります!

2003/03/26
渡辺 哲朗


4月から厚生年金や健康保険など給与所得者(サラリーマン)の社会保険制度が大きく変ります。なかでも「健康保険」の改正は家計に大きく影響がでることが予想されます。

  1. 総報酬制になります

    現在の保険料は標準報酬月額 を基準に計算されており、同じ年収でもボーナスと月給の比率の違いにより保険料に差が出るため不公平感がありました。そこで今年から年収ベースで保険料を決める「総報酬制」が導入されることになりました。

    また老人医療費の増加にともなう拠出金の負担増や、不況による収入減のため、多くの保険組合は財政が非常に厳しい状況に追い込まれています。

    総報酬制の導入により、月給とボーナスでの負担比率は同じになるため、現行の保険料率は概ね引き下げられますが、財政状況によっては現在より料率を引き上げる保険組合が現れることが予想されます。

    例えば中小企業の従業員が加入する政府管掌健康保険では次のように変る予定です

      月額8.5%→8.2%
      ボーナス1.0%→8.2%
    この比率のうち1/2が本人負担となります
    *今年の保険料の見直しは9月に実施される予定です


  2. 窓口での自己負担が3割になります

    医療費の自己負担が2割から3割に引き上げられます。また家族の入院費用についても、現在の2割負担が3割になります。ただし3歳未満の子供は2割のままですが、多くの自治体では幼児の医療費を免除しているため、実際の負担額に変化はないでしょう。

この他にも、70歳以上の1割負担(高額所得者は2割)や、高額療養費の自己負担限度額の引き上げなども昨年10月よりすでに実施されています、自分の体は自分で守ることがますます必要になるでしょう。

標準報酬月額・・・5月から7月までの3ヶ月間の給与の平均を暫定的にその年の標準とする。
総報酬制により今年から4月から6月の3ヶ月間の平均給与にかわる。
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