不動産投資における借入金のレバレッジ効果

不動産投資を行うのに、借入金を利用して自己資金部分の利回りを上昇させることができます。借入をすることに対してマイナスイメージを持つ人は少なくないと思います。確かに無計画な借入は、収支がマイナスに転落してしまうことが少なくありません。しかし一方で、借入をすることで、レバレッジ効果を活かして効率よく投資を成功させている人がいることも事実です。

 

それでは、このレバレッジ効果について説明します。レバレッジとは、「てこ」を意味します。例えば、1億円を投資して600万円の収益がある場合、利回りは6%。投資額のうち5000万円を5%の借入金を利用した場合は、支払利息250万円。収益600万円から250万円を差し引いて350万円。350万円÷自己資金5000万円=利回り7%で、利回りが上昇していることが分かります。利回りが借入金の金利よりも高いことを起因とした、借入金によるレバレッジ効果というものです。

 

ただし、不動産の利回りが低下することもあります。利回りの良くない投資物件の場合は、借入金の金利が上昇すると逆のレバレッジが生じてしまいます。それでも、借入金の返済を賃貸収入でカバーできるならいいです。借入の利用は、不動産投資においては有効な手法です。

 

しかし、レバレッジ効果が期待できるからと、多くのローンを組むことはリスクがあります。借入が大きいほど、金利上昇の影響を受けやすいからです。また不動産価格が下落すると、残債が売却価格を上回るなどのリスクが考えられるため注意が必要です。